ダイハツ不正はなぜバレたのでしょうか?
発覚の理由は内部告発ですが、34年前からの不正とは驚きですよね!
このような騒動もアリ、ダイハツはダメハツ呼ばわりもされていますね。
今回は、ダイハツ不正はなぜバレた?発覚の理由は内部告発でダメハツ呼ばわり?についてまとめていきます。
この記事でわかること
- ダイハツ不正はなぜバレた?
- ダイハツ不正発覚の理由は内部告発?
- ダイハツ不正でダメハツ呼ばわり?
ダイハツ不正はなぜバレた?
ダイハツ工業の不正がなぜバレたのか、不正行為が発覚した経緯を以下にまとめます。
【ダイハツ内部告発の経緯】
- 発覚時期
2023年4月上旬。 - 告発内容
海外向け4車種の側面衝突試験の認証申請における不正行為。 - 関与車種
トヨタ「ヤリスエイティブ」、プロドゥア「アジア」、トヨタ「アギヤ」、開発中の1車種など。
【ダイハツ不正内容】
- 具体的な操作
側面衝突試験において、生産車両とは異なる加工をドアトリムに施し、試験を確実に達成できるようにした。 - 目的
乗員に危険が及びにくい箇所を壊れやすく加工し、鋭角な割れ「シャープエッジ」が乗員に近い位置で発生しないようにするため。
【ダイハツ不正の社内調査と公表】
- 調査手段
内部告発を受けて行われた社内調査では、関連部署へのヒアリング、車両の現物調査、設計変更履歴、開発過程の試験結果の経緯調査が行われました。 - 公表
2023年4月28日、ダイハツ工業は緊急記者会見を開き、不正行為を公表しました。
【第三者委員会の設置】
- 設置時期: 2023年5月15日。
- 目的: 利害関係のない外部の法律面、技術面の専門家によって構成される第三者委員会を設置し、詳細な調査を行うため。
この内部告発は、自動車業界における不正行為の発覚において比較的珍しいケースであり、組織内部の問題や不正行為を社外に知らせる重要な手段として機能しました。
また、この事例は企業の透明性と説明責任を高める上で重要な役割を果たしました。
ダイハツ不正発覚の理由は内部告発はなぜ起こった?
ダイハツ工業の不正行為が内部告発によって発覚した理由については、公開されていませんが、内部告発が起こる背景には通常、以下のような要因が考えられます。
- 倫理的責任感
社内の従業員が、企業の不正行為に対して倫理的な責任感を感じ、それを正すために行動を起こした可能性があります。 - 安全への懸念
自動車の安全性に関わる試験での不正は、直接的に消費者の安全に影響を及ぼす可能性があるため、安全への懸念が告発の動機になった可能性があります。 - 組織内の圧力
長期にわたる不正行為や、それに伴う組織内の圧力やストレスが、最終的に従業員を告発に駆り立てた可能性があります。 - 透明性と説明責任の欠如
組織内での透明性や説明責任の欠如が、従業員に外部への通報を促す要因になった可能性があります。 - 法的・規制的要因
法的または規制的な要因により、従業員が不正行為を報告する義務を感じた可能性があります。
上記以外にも、以下のようなことがきっかけで内部告発に発展したのでは?という声もありました。
- 最近設立されたオールトヨタ内部通報窓口がきっかけで、トヨタが問題を知り、調査が行われた可能性。
- トヨタの章雄社長が自工会会長を辞め、モビリティショーが終わったことも影響している可能性。
内部告発は、企業の不正行為を暴露し、改善を促す重要な手段です。
ダイハツのケースでは、内部告発が不正行為の発覚とその後の調査を促すきっかけとなり、企業の透明性と説明責任を高める重要な役割を果たしました。
ダイハツ不正でダメハツ呼ばわり?
ダイハツが不正によりダイハツ呼ばわりされています。
ダメハツダメハツって揶揄されるけど、本物のダメハツだったんだな…
— 進撃の整備士@メカニックエスト (@shingekinomecha) December 20, 2023
昔から整備士さんたちがダイハツ車見ると「ダメハツかよ笑」と揶揄してきたんだよね
そもそも不正ばっかしてる会社だったらしい。昔から評判悪いのこういうのも理由の一つかと勘繰っちゃう。そうだとしたらなんとなく低品質を見抜けていた古の整備士さんたちマジすげーな。まあ壊れまくるからなんだが https://t.co/8fU5hRe0nt
— きのぴ@S660 (@NH5Atle0F7vDzPe) December 20, 2023
親父が若い頃、タフトの中古車買ったら壊れまくって度々整備工場に持って行ってたら「ダイハツはダメハツなんだから、俺が車探してやるからもうこれやめれ」と整備工場の社長に言われて探してきた三菱ジープに乗り換えたら全然壊れなくて、それからジープ乗り継いだって言ってたな。 https://t.co/pLq08e6QSu
— プリン将軍🇯🇵@MURAKIN応援隊長❄️(非公式) (@yamaojisan2) December 20, 2023
ダイハツが不正行為により以前から一部で呼ばれていたダメハツと呼ばれる理由は以下のようなことが考えられます。
- 長期にわたる不正行為の影響:
- 過去から続く不正行為が、ダイハツの評判を損なう一因となっている可能性。
- 不正行為が品質や信頼性に関する懸念を引き起こしている。
- 整備士の経験に基づく評価:
- 整備士が頻繁に修理やメンテナンスを行うことから、ダイハツ車の耐久性や品質に疑問を持っていた可能性。
- 実際の修理経験に基づく、車両の信頼性に対する否定的な見解。
- 一般的な認識と評判:
- 業界内でのダイハツ車に対する一般的な認識が、否定的なニックネームの形成に影響している。
- 整備士や業界関係者の間で共有される経験や意見が、一般の消費者にも伝わることで、ブランドイメージに影響を与える。
「ダメハツ」という表現は、一部のユーザーの個人的な意見や経験に基づくもので、全ての製品やサービスに当てはまるわけではありません。
ダイハツ不正はなぜバレた?発覚の理由は内部告発でダメハツ呼ばわり?まとめ
ダイハツ不正はなぜバレた?発覚の理由は内部告発でダメハツ呼ばわり?についてのまとめはこちら!
- 不正発覚の理由:
- 内部告発が主なきっかけ。
- 2023年4月、海外向け4車種の側面衝突試験の認証申請における不正行為が内部通報された。
- 社内調査で不正が判明し、公表された。
- 「ダメハツ」呼ばわりの背景:
- ユーザーによる品質やサービスへの不満表現。
- 個人的な悪い経験やサービスの問題が原因。
- インターネット上のフォーラムやソーシャルメディアでの否定的な意見や経験談に基づく。