文部科学省より『小中学校の授業時間を見直し、学校の裁量を拡大する方向』で検討を始めるとのニュースがありましたね。
現在の小中学生の保護者はどうゆうことなのか、5分短縮はいつからはじまるのか私立も該当するのかなど気になる声が多いです。
また『ゆとり再来』とSNSでも取り上げられていますよね。
今回は小中学校5分短縮いつから?授業短縮の理由はなぜで私立どうなる・ゆとり再来まとめていきたいと思います。
この記事でわかること↓
小中学校5分短縮いつから?
小中学校授業短縮の理由はなぜ?
小中学校5分授業短縮私立はどうなる?
小中学校5分授業短縮でゆとり再来の声も?
小中学校5分短縮いつから?
小中学校5分短縮は2027年の次期指導要領からになる予定です。
現在、2027年に改定・運用するために検討に入ったとのことなので、2027年に全国の小中学校導入される予定です。
すでに5分短縮授業を学校の判断で運用しているところもあり、横浜市では一部学校で運用されています。
5分短縮の概要
現状の小学校授業時間は45分・中学校は50分の授業で、小学校4年生以降の授業は1015コマとなっています。
変更後は小学校40分・中学校45分に変更するが1015コマは変わらない状態です。
ここで削減した5分85時間程度の時間を学校の裁量でとの事。
コマ数や授業内容は変更が無いまま、時間だけ削減され裁量時間は学校へ一任との状態です。
これには賛否両論な意見がSNSで多く見られますよね。
文科省の授業を5分短縮。その分はやく下校を、となれば子供達も喜ぶし働き方改革にも繋がるしで素晴らしい動きとなるのだが、その時間を使って計算ドリルをもう一度やりましょう。〇〇教育を推進していきましょう。とかになると子供達から見たらやること、教員からみたら仕事が増える。さてどうなるか
— アイムフリー☺︎ (@TeacherhaGreat) February 9, 2024
5分短縮されることで1日6限とすると30分ですね。
この30分各学校がどのように活用できるのか保護者としては見守るしかありませんね。
小中学校授業短縮の理由はなぜ?
小中学校授業短縮の理由は子どもの学力や教育環境の地域間格差が広がっていることからです。
- 子どもの学力や教育環境の地域間格差が広がっている
- 各校が画一的な授業を横並びで実施しているだけでは対応が難しい
- 裁量拡大によって学校現場の創意工夫を促す狙い
- 思考力育成を目指した探究活動や、基礎学力定着のためのドリル学習など各校が実情に応じて指導に生かすことが狙い
確かにもっともな理由ではありますが、学校の先生たちに丸投げのような雰囲気感も否めません。
文部科学省が小中学校の授業時間を5分短縮して、学校がその時間を自由に使えるようにするらしい。教育が多様化してる今、時間を減らすのは良い考えだと思う。学びの内容も時代に合わせて、しっかり見直してほしい。若い頃にしかできない経験はたくさんある、その大切な時間を無駄にして欲しくない。
— 三崎優太(Yuta Misaki) 青汁王子 (@misakism13) February 10, 2024
最近は本当に地域差がかなり大きいように個人的にも感じます。
大人の働き方も大きく変わっているので、同様に子供の勉強のあり方を見直す時代なのかもしれませんね。
小中学校5分授業短縮私立はどうなる?
小中学校5分授業短縮は私立にはあまり影響が無いのと、私立と公立の差は広がる可能性もあります。
私立では学校が独自に決めた年間の授業時間数があり、公立の時間数よりも多く設定されています。
5分短縮が実際に実施されてからしかどうなるかわかりませんが、ほとんどの私立学校はそのままなのではないでしょうか。
それぞれ公立の良さ、私立の良さがあると思いますし、私立でも5分短縮の40分だけど授業のコマ数が多いかもしれません。
また私立でも大きく差が出てくる可能性も高いですよね。
今後5分短縮が実際に実施されたら公立・私立共に動きに注目です。
小中学校5分授業短縮でゆとり再来の声も?
小中学校5分授業短縮でゆとり再来の声もかなり多いです。
ゆとりとは
ゆとり世代、一度は耳にしたこともある方が多いのではないでしょうか。
主に1987年~2004年に生まれ、2024年に20歳~37歳を迎える年代がゆとり世代と呼ばれているようです。
なぜ『ゆとり』かは、この頃に『ゆとり教育』が導入されました。
ゆとり教育の内容
- 学習内容の削減
- 週休2日性の採用
- ゆとりを持った教育が採用
- 自分で学ぶ意思を育成することが目標
それまで詰め込み教育とされていましたが、学習内容の削減により学力低下につながりました。
ゆとり教育の教育方針でもあった「人と比べない」・「ナンバーワンよりもオンリーワンを目指す」など個性を大切にする方針がありました。
これによって競争意識の低下も学力低下の一因とされてしまっています。
学力低下に危機感を抱いた家庭では子どもを私立・一貫校へ入学させる家庭が増加し結果的に教育格差につながりました。
2011年以降はゆとり教育から、新たな教育方針が掲げられるようになりました。
ゆとり世代が就職を迎え、ゆとり世代を部下にもつ上司が悩むケースが増加し一気に話題となりました。
個人的に実際当時の子供たちが学力が低いかと問われれば、違ったと思います。
私自身、部下、後輩にゆとり世代と呼ばれる子達がいましたが、『非常に柔軟だが、自分を大切にしている』というのが印象にあります。
ゆとり再来なのか?
『ゆとりの再来』・『ゆとり第二世代』など話題となっていますね。
そうそう、僕もこれ見てゆとり再来じゃんって思いました w
小中学校の授業を5分短縮、年間で計85時間を弾力的に運用へ…各学校の裁量で自由に(読売新聞オンライン)#Yahooニュース https://t.co/ToRGYQwxUM
— 32ページ(2027W/2030/たまに猫) (@r13p123) February 11, 2024
小中学生の授業が5分短縮になって、年間授業数変わらないの大丈夫?
私達、散々ゆとり世代って言われてきたけど。— プラム (@J08W3SkIhO2wclT) February 10, 2024
該当のゆとり世代は大丈夫?と心配されている方も多いです。
不安にもなりますよね。
たった5分の差かもしれないけど1日30分、授業内容見直さないとゆとりどころではなくなる可能性が高いですよね。
5分の削減ではなく、授業内容の見直した方がいいと思う方も多いようです。
小中学校5分短縮いつから?授業短縮の理由はなぜで私立どうなる・ゆとり再来まとめ
小中学校5分短縮いつから?
→2027年の次期指導要領からになる予定
小中学校授業短縮の理由はなぜ?
→子どもの学力や教育環境の地域間格差が広がっているから。
小中学校5分授業短縮私立はどうなる?
→私立と公立の差は広がる可能性もあります。
小中学校5分授業短縮でゆとり再来の声も?
→ゆとり再来と感じている人が多い。
この5分削減、子供達や小中学校の教員の方に吉と出るか凶と出るか。
現在我が家も2人子供がいますが不安ではあります。
子供たちにとってより良い学校生活、授業が行われることを切に願うばかりです。